明日のお金と暮らしを考える、わたしの経済探求日記

家族の未来のために、今できる備えを。難しい経済ニュースも、手元の銀の重さも、納得するまでたくさん調べる資産防衛の記録です。

賢い人は金より銀を買っている、私たちが手にできるのは16グラム?

いま、世界中の賢い投資家たちが必死に買い集めているのは、金ではなく銀だと知っていますか?

「え?金の方が価値があるのに?」「値上がりしたとはいえ、銀は安いでしょ?」

と不思議に思うかもしれません。

でも、銀の方が圧倒的に絶望的な状況にあることを彼らは知っています。

「銀が足りない」「リサイクルが効かない」という物理的な世界のバグに気づいた人からもう始めているんです。

今日は、地球上に残された銀をみんなで分け合ったら、一人あたり何グラムになるのか、というお話です。

 

 

銀175万トンの内訳

地球の歴史で今までに掘り出された銀の総量は約175万トンです。

一方、金の採掘量は21.2万トン。

金に比べたら、銀はけっこうな量があるじゃないかと思ってしまいます。

 

でも、金はほとんどがリサイクルされるのに対し、銀は半分がゴミとして捨てられています。

ここで、地上にある銀の内訳をみてみます。

 

 

(1)50%は消滅

50%(半分)の銀は、すでにこの世にありません。

スマホ、パソコン、太陽光パネル・・・

あらゆるハイテク機器に銀は使われていますが、使われる量がほんのちょっとすぎて、リサイクルされずそのままゴミとして捨てられています。

 

 

(2)25%は現役で使われている

25%は、シルバー製のアクセサリーや銀食器になって、今も現役で使われています。

これらのスプーンや指輪は、精錬(他の金属を取り除く作業)をしないと純銀に戻せません。

これが嫌われて、銀貨などと比べると銀の含有量よりも安い買い取りになることもあるそうです。

「銀の塊」なので銀としての資産価値はもちろんありますが、銀の枯渇が進む世界で、最も真っ先に、そして最も高く評価されるのは、やはり混じりけのない「純銀(99.9%)の塊」です。

 

 

(3)25%が純銀(インゴッドや銀貨)

残りの25%が、私たちが手元においておきたい銀の塊です。

つまり、私たちが狙っておきたい最も評価の高い純銀は、掘り出した量のたった4分の1の約43.5万トンしか残っていないということです。

 

 

 

25%を狙っているのは私たちだけじゃない

その43.5万トンも、テスラのような電気自動車メーカー、サムスンのようなスマホメーカー、そして国家や巨大銀行が狙っています。

製品を作るために必須の材料として、また安全資産として、必死に在庫を押さえています。

43.5万トンから、こうした企業や国家の取り分を差し引くと・・・

最後に私たち一般人が買える分は、たったの30%、13万トンしか残りません。

 

 

 

あなたが持てる銀は16グラムだけ

私たち、一般向けに残された「13万トンの銀」。

これを、世界の「81億人」で平等に分けたとしたら、一人あたり約16グラムです。

1人あたり16グラムとはいっても、実は日本人の99%は、銀を0グラムしか持っていません。(スマホの中の部品として知らずにわずかは所有していますが)

 

もしあなたが、1オンス銀貨(31.1グラム)を1枚持っていたら……

あなたは日本人の「上位0.1%〜0.5%」という、極めて稀少な層に入っていることになります。

すごいのかは分かりませんが、上位0.1%に属していると言われると悪い気しませんね(*^-^*)

 

そういいながら、以前は私も銀よりも「金」派でした。

 

けれど経済の勉強をしていくについれ「銀だ!」と思うようになり、少しずつ銀貨などを集めようとしています。

この前はブリタニア銀貨2枚を購入しました。

31.1グラム✖2枚=62.2グラム。

不思議なもので、実物を手に持ってみると、もっと集めたくなるような魅力があります。

コインコレクターという層が存在するのも深くうなずけます。

 

 

終わりに

銀は、ダイヤモンドのように工場で合成することはほぼ不可能です。

そして金のように、リサイクルされて地上に残り続けることもありません。

毎日、どこかの工場で消費され、半分がゴミとして消えていっています。

みんなが「あれ、銀ってもう売ってないの?」と気づく日は、そう遠くないかもしれません。

大企業が全部飲み込んでしまう前に、自分に割り当てられた「16グラム」、をその手に確保しておくのも、危機管理と資産形成と兼ねたいいアイデアかもしれません。

 

銀を持つということは、決して投資ではなく、紙切れのルールに自分の人生を預けるのをやめた究極の自己防衛だと思っています。

ではまた。